2018年3月12日月曜日付けで応用地質(9755)より第6回定時株主総会招集通知が届きました。
応用地質(9755)第61回定時株主総会開催要項
- 日時 2018年3月27日火曜日10時より(受付開始記載なし)
- 場所 KKRホテル東京 11階 孔雀の間
- 土産 記載なし・・・情報一切なし
開催要項としては、例年通りとなっていますが、株主総会土産について、現在情報がなく、おそらくないものと考えています。株主数は6000~7000人程度ですが会場の規模として200人程度です。
過去の株主総会の様子
- 出席歴無し
今期の業績及び今後について
業績は、改善が必要な企業です。今期の業績は、受注高458億円で前期比9.2パーセント減、売上高459億円で前期比10.5パーセント減、営業利益8億円で前期比45.8パーセント減、経常利益12億円で前期比39.4パーセント減、親会社株主に帰属する当期純利益7億円で前期比45.9パーセント減となりました。減収減益です。
売上高について、昨年まで右肩上がりで純利益が右肩下がりという状況でありました。受注高減少の要因は、前期において国内の大型調査業務がグループ全体の受注高を押し上げていたことと、決算期統一に伴い、前期は海外子会社の連結期間対象が15か月間であったことです。
売上高減についても同様の理由となっています。営業利益は、売上減少に加えて人件費の増加などにより販売費および一般管理費の削減幅が小さかったことが要因です。
セグメント別にみても、調査・コンサルティング事業及び国内の計測機器事業については、前期より約半分程度の営業利益となっています。海外の計測機器事業については、改善傾向がありますが昨年に引き続き営業損失となっています。
営業利益が8億円に対して経常利益が12億円と約4億円の増加ですが毎年、受取利息や受取配当金などがあり今期は、営業外収益が6億円で営業外費用が2.4億円あり、例年通りという感じで4億円程度毎年利益があり、営業利益の金額と比較した時の割合で少し目に留まったというだけのことです。
経常利益から税金等を引いて親会社株主に帰属する当期純利益が出ますが見栄えをよくするために投資有価証券の売却や土地などの固定資産売却をしたりは、いていません。
業績しては、下がり気味という企業ですが財務健全性としての評価は高い銘柄です。自己資本比率が80パーセント程度で有利子負債は、0です。利益剰余金が374億円ほどあります。負債合計額は、全額現金で処理可能な額です。
配当金は、期末配当金14円となっています。中間配当、記念配当込で24円あり、年間配当は38円となります。親会社株主に帰属する当期純利益が上がらないことには、どうにもなりませんが配当性向としては、30~50パーセントとしています。今期は、記念配当もあったので配当利回りは2.5パーセント程度です、
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