村田製作所(6981)は、電子部品大手であり世界トップのセラミックコンデンサーが主柱です。原料からのセラミック技術に強みがあります。
2018年6月4日月曜日に第82回定時株主総会の招集通知が届いておりました。例年京都の本社で行われており、情報が少なく、株主総会のお土産は、あるらしいという程度でしたが今年より京都駅ビルのホテルにて開催するとのことで初めて訪問してみたいと考えております。
村田製作所(6981)第82回定時株主総会開催要項
- 日時 2018年6月28日木曜日10時より(9時受付開始)
- 場所 ホテルグランヴィア京都 3階 源氏の間
- 土産 記載はありませんがあるらしい・・・
過去の株主総会・お土産の様子
- 初訪問
今期の業績及び今後について
今期業績についてはまず、エレクトロニクス市場において、スマートフォン向けが中国市場で出荷台数が減少しているものの上位機種を中心に高機能化による1台当たりの部品数の増加が堅調に推移しています。さらにカーエレクトロニクス向けで自動車の環境対応や安全性の向上により、電装品の搭載数が飛躍的に増加し、部品需要が大幅に拡大しました。
このように伸びる市場に注力し、当期の売上高は、2017年9月1日にソニーから取得が完了したリチウムイオン二次電池事業が加わったことや、為替変動(前期比2円44銭の円安)の影響もあり、前期比20.8パーセント増の1,371,842百万円となりました。
利益については、原価低減の取り組みと新製品の継続的な投入を推し進めましたが、技術難度の高い新製品の立ち上げの遅れに伴う製造費用の増加や、新製品の生産拡大に係る建物及び生産設備を中心とした減価償却費や、投資関連費用の増加などの減益要因により、営業利益は前期比19.4パーセント減の162,146百万円、税引前当期純利益は同16.3パーセント減の167,801百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.4パーセント減の146,086百万円となりました。
来期は、売上高を14.8パーセント増の1兆5750億円と見込んでおり、営業利益は、48パーセント増の2400億円、親会社株主に帰属する純利益が23.2パーセント増の1800億円を見込んでいます。ある程度順調に推移すれば配当金の方も増配を予定しており、通期260円配当ですが来期20円増配の280円を見込んでいます。一応連続増配もしていて配当性向も30パーセント台という感じなので見込み通りと思っています。
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