ルネサスイーストン(9995)は、半導体の商社です。自動車関連向けを得意としており、海外製電子部品も拡大しています。企業規模の小規模ですが、財務健全性と割安性で新規に購入した銘柄です。配当利回りは、高くないものの株主優待も実施している銘柄となります。
2018年6月8日金曜日に定時株主総会の招集通知が届いており、例年通りという感じだそうです。株主総会土産は、実際に行ったことがありませんが株主総会招集通知に記載が無いもののあるらしく、また、開会前にも頂けるようだったので訪問しようと考えています。
ルネサスイーストン(9995)第64回定時株主総会開催要項
- 日時 2018年6月27日水曜日10時より(9時受付開始)
- 場所 本社4階会議室(神田駅徒歩5分程度)
- 土産 記載がありませんがあるらしい・・・
過去の株主総会・お土産の様子
- 初参加
今期の業績及び今後について
今期の業績について、半導体市場においては、2018年2月の世界半導体売上高は前年同月比21.0%増となり、19ヵ月連続で前年同月実績を上回り、市場の拡大が続いています。
このような環境の下、当連結会計年度は、品目別売上高では集積回路はマイコンが自動車・産業分野、ロジックICが産業分野を中心に増加し、前年同期比1,825百万円増(3.3パーセント増)の56,857百万円、半導体素子はパワーデバイス、トランジスタが自動車・産業・民生分野等での増加により、同815百万円増(6.9パーセント増)の12,599百万円、表示デバイスはアミューズメント分野等での減少により、同935百万円減(30.9パーセント減)の2,097百万円、その他は産業分野向けEMSが増加し、同2,329百万円増(30.1パーセント増)の10,062百万円となりました。その結果、売上高は同4,034百万円増(5.2パーセント増)の81,616百万円となりました。
営業利益は売上高の増加と売上総利益率の向上による売上総利益の増加及び販売費及び一般管理費の減少により、前年同期比821百万円増(70.3パーセント増)の1,990百万円、経常利益は為替差損の減少等も寄与し、同865百万円増(69.9パーセント増)の2,105百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同422百万円増(50.8パーセント増)の1,254百万円となりました。
今期たいへん良く成長したと思われますが来期について、売上高84,400百万円(前期比3.4%増)、営業利益1,115百万円(同44.0 %減)、経常利益1,230百万円(同41.6 %減)、親会社株主に帰属する当期純利益は880百万円(同29.9 %減)を見込んでおります。
利益面においては、一部の高粗利製品の生産終了及び原材料費の高騰による仕入価格の上昇等で売上総利益が減少するとともに、ベアの実施による人件費の増加や、ひずみセンサー事業の研究開発費の計上等で経費が増加する事により、前期を下回る見込みとなっております。
つまり、今回だけ純利益が良かったと考えておいた方が良いのかと感じました。
配当金及び利回りについて
株主総会招集通知と共に期末配当金が届いております。
- 期末配当金:12円(普通配当12円)
- 年間配当金:12円(期末普通配当12円)
- 現在の株価:600円
- 配当利回り:2.0パーセント
- 配当性向:25.3パーセント
- 株主優待:1単元1000円相当のクオカード
- 総合利回り:3.6パーセント
配当性向は、35パーセント前後に設定している企業と思われますが今期限り良かったという感じがあるので今期配当性向が25パーセント程度となっているだけと思われます。来期も据え置きで配当性向は、36パーセントの予定となっています。
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