▼株主総会土産廃止宣言▼京都きもの友禅(7615)の2018年定時株主総会について

7615 京都きもの友禅

京都きもの友禅(7615)は、振り袖を軸に着物を直営店で小売りを行っている会社で、現金仕入れで低価格実現しています。

2018年6月9日土曜日付けで定時株主総会の招集通知が届いており、開催要項としては、例年通りとなっていました。気になる株主総会土産ですが昨年2017年より廃止宣言を行っている銘柄です。まぁ経営状態も悪化しているので仕方がない部分もあります・・・。

京都きもの友禅(7615)第47回定時株主総会開催要項

  • 日時 2018年6月28日木曜日10時より(受付開始時間明記無し)
  • 場所 如水館
  • 土産 2017年より取り止め宣言

過去の株主総会・お土産の様子

↓2016年の株主総会のお土産

 

今期の業績及び今後について

今期の業績について、売上高においては前年同期比13.1パーセント減の10,545百万円、営業利益は92.2パーセント減の48百万円、経常利益は80.1パーセント減の151百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は91.6パーセント減の37百万円となりました。メインとなる和装関連事業も金融サービス事業もともに不調な状況です。

今後ですが、「振袖」販売においては、来店者数の減少傾向に歯止めをかけるべ
く広告プロモーションおよび販促施策の増強・改善に注力していくことで、受注高の回復を図っていき、「一般呉服」等の販売についても、魅力ある商品、催事機会の拡充を積極的に行い、既存顧客全体の更なる活性化および受注総額の増加を図っていくそうですが、次期の連結業績予想については、売上高11,305 百万円(前年同期比7.2パーセント増)、営業利益0 百万円(前年同期は48 百万円の営業利益)、経常利益64 百万円(前年同期比58.0パーセント減)、親会社株主に帰属する当期純利益41 百万円(前年同期比7.4パーセント増)を見込んでおります。今期、業績が落ち込んでいる状況で来期純利益が少し上がっても業績として落ち込んでいる状況には変わりなく、今期一度限りの悪化ではなく、長期的なものと考えられ回復には、時間がかかるでしょう。

配当金については、通期24円配当として、来期も同額の見込みとなっていますが配当性向が今期760パーセント。来期の配当性向が700パーセントという状況です。経営状態が悪化していますが財務健全性としては。標準的な会社です。ただ借金が無い一方で今後資金が必要となった場合にどうなるか・・・という感じ。数年で業績が回復することを願いますが・・・

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