12月決算銘柄の本決算発表が始まりました。2019年2月13日15時00分に発表された『不二家(2211)』の平成30年12月期決算の状況をお伝えいたします。
不二家(2211)平成30年12月期決算(本決算)概要
今期連結会計年度(平成30年1月1日~平成30年12月31日)の連結業績は、
売上高は1,052億41百万円(前連結会計年度比0.6%減)
営業利益は24億15百万円(前連結会計年度比114.1%増)
経常利益は27億45百万円(前連結会計年度比88.0%増)
親会社株主に帰属する当期純利益13億70百万円(前連結会計年度比91.6%減)
となりました。
一瞬見ただけでは、読み取ることが難しい感じがするこの結果、特に増減を意識するとわかりにくくなりますが結果としての数字だけをみると可もなく不可もなくという結果と考えています。
前期がある程度売り上げがあったものの、営業利益・経常利益がうまく出せませんでした。最終的な親会社株主に帰属する当期純利益が赤字になるかも(たぶん赤字)・・・という感じだったところに固定資産売却をして特別損益でごまかしたという事です。固定資産の売却益は、約189億円ほどであり、親会社株主に帰属する当期純利益を約163億円と記載できたという事です。
まぁ今期は、妥当な結果であり、来期も小幅でいいので上がれば良しという感じです。
配当金は、据え置き。
配当性向が20~30パーセントで今期は、15円配当を予定しています。配当性向は、28.2パーセント。純資産配当性率は、0.8パーセントとなっています。
来期も据え置きで15円配当の見込みとなっています。
今後の見通し
来期平成31年12月期(2019年12月期)の連結業績は、
売上高1,060億円(前連結会計年度比0.7%増)
営業利益27億円(前連結会計年度比11.8%増)
経常利益経常利益30億円(前連結会計年度比9.3%増)
親会社株主に帰属する当期純利益15億円(前連結会計年度比9.5%増)
を見込んでいます。
個人的には、純利益を少し下げて14億円か14.5億円程度に見込んでおいてくれないかなぁ・・・と思ったりもします。
株主総会と株主総会土産
株主総会の開催予定は、2019年3月26日火曜日となっています。開催場所は、例年、東京・明治記念館です。お土産は、『あり』と予想されます。例年記載がありますが、議決権行使書の枚数にかかわらずお一人様1個!!という記載もありますので・・・節度を守っていきましょうね
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