2019年4月25日15時50分に発表された『エクセディ(7278)』の平成31年3月期決算〔IFRS〕の状況をお伝えいたします。大阪の方で自動車のクラッチを作る会社です。配当利回りがやや高めだったりする会社です。
エクセディ(7278)平成31年3月期決算(本決算)概要〔IFRS〕
今期連結会計年度(平成30年4月1日~平成31年3月31日)の連結業績は、
売上収益は2823億98百万円(前連結会計年度比0.3%減)
営業利益は196億26百万円(前連結会計年度比17.6%減)
税引前利益は190億39百万円(前連結会計年度比15.4%減)
当期利益は133億34百万円(前連結会計年度比19.3%減)
親会社株主に帰属する当期利益129億円67百万円(前連結会計年度比17.9%減)
となりました。
主に中国市場での受注減少により、売上収益は減少しました。利益面は、売上収益の減少や労務費を中心とした製造コストの増加に加え、米国における市場の構成変化によるAT製品の受注低迷が、今後短期間では回復しないと見込まれることから、米国子会社の生産設備について減損損失を計上したことにより、減益となりました。
配当金は、横ばい
配当金は、通年90円配当となっています。
配当性向は、今期33.4パーセント 純資産配当率は、2.2パーセントとなっています。
来期は、年間90円配当の見込みです。
今後の見通し
来期令和2年3月期(2020年3月期)の連結業績は、
売上収益は2900億00百万円(前連結会計年度比2.7%増)
営業利益は200億00百万円(前連結会計年度比1.9%増)
税引前利益は190億50百万円(前連結会計年度比0.1%増)
親会社株主に帰属する当期利益130億円00百万円(前連結会計年度比0.3%増)
を見込んでいます。
海外を中心に数量ベースの受注が堅調に推移し、売上収益は増加する見込です。利益面は、人件費の高騰、販売構成の変化や為替変動の影響により、厳しい状況が続く見込でありますが、生産分野を中心とした全ての事業活動においてグループ総力をあげた合理化活動を行い、利益の確保に努める所存であります・・・とのことですが結局のところ今期並みとしていますが厳しいかも・・と考えています。
株主総会と株主総会土産
株主総会の開催予定は、2019年6月26日水曜日となっています。開催場所は、例年、大阪・寝屋川市の本社です。お土産は、『あるらしい』です。
株主優待がカタログギフトで充実の品ぞろえとなっています。例年冊子の為、株主総会終了後のお手紙と別に同時期に送られてきます。
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