2019年4月25日15時00分に発表された『ヤフー(4689)』の平成31年3月期決算〔IFRS〕の状況をお伝えいたします。
皆さんおなじみのヤフーですね。ソフトバンクの方が有名という感じがしますけどね
ヤフー(4689)平成31年3月期決算(本決算)概要〔IFRS〕
今期連結会計年度(平成30年4月1日~平成31年3月31日)の連結業績は、
売上収益は9547億14百万円(前連結会計年度比6.4%増)
営業利益は1405億28百万円(前連結会計年度比24.4%減)
税引前利益は1233億70百万円(前連結会計年度比36.1%減)
当期利益は778億28百万円(前連結会計年度比42.1%減)
親会社株主に帰属する当期利益786億円77百万円(前連結会計年度比40.0%減)
となりました。
売上収益は、9,547億円と前年同期と比べて575億円(6.4%増)増加しました。これは、会計方針の変更に伴う影響があったものの、主に広告売上収益や、アスクルグループの売上収益が増加したこと、ならびに前年度第4四半期の(株)ジャパンネット銀行の子会社化が寄与したことによるものです。
営業利益は、売上収益の増加や第1四半期の子会社株式売却益があったものの、販売促進費、減価償却費及び償却費および人件費が増加したこと、子会社であるアスクル(株)において36億円、シナジーマーケティング(株)において23億円の減損損失をそれぞれ計上したこと、ならびに前年度第1四半期にアスクル(株)の保険金収入があったこと等により、前年同期比で減少しました。また、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益については、上記要因に加え、当期よりサービスを開始した「PayPay」への積極的な投資の結果、183億円の持分法投資損失を計上したこと等により前年同期比で減少しました。
「PayPay」の投資がどれだけで回収できるかが今後の見所ですね
配当金は、横ばい
配当金は、年間8.86円となっています。
配当性向は、今期60.1パーセント 純資産配当率は、5.2パーセントとなっています。
来期は、年間8.86円配当の見込みです。
業績予想が今期並みとなっていますので配当も横ばいで維持されるものと思います。
今後の見通し
来期令和2年3月期(2020年3月期)の連結業績は、幅を持たせた表現となっていますが辛口評価として最低限の数値としてお伝えします。
売上収益は1兆0000億00百万円(前連結会計年度比4.7%増)
営業利益は1406億00百万円(前連結会計年度比0.1%増)
親会社株主に帰属する当期利益790億円00百万円(前連結会計年度比0.4%増)
を見込んでいます。
株主総会と株主総会土産
株主総会の開催予定は、2019年6月18日火曜日となっています。開催場所は、変更等の可能性があります。お土産は、『アリ』です。
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