2017年5月27日付です日本航空(9201)より第68期定時株主総会の招集通知が届いておりました。
株主総会の開催要項としては、2017年6月22日木曜日に千葉県の舞浜アンフィシアターにて午前10時より開催するというものでした。昨年同様です。舞浜アンフィシアターは、東京ディズニーリゾート内の昔シルクドソレイユが使用していた劇場です。
お土産についてはなしと明記がありました。
又、これから株主総会で問題となってくる外国人の株主総会出席に関する記述も早々と出てきました。
先日出席したJフロントリテイリングでも外国人の株主が来たらどうする?という質問があり、後ろからメモがわたっていましたが日本の会社なので日本語で議事進行を行うこと、通訳は会社側で用意しないことが明記され、株主が用意した通訳の入場については可能とするということでした。
各社同様の対応となると思いますがこれからの株主総会には、同様の文面が載ることになるのでしょうね
今期の業績は、営業収益が1兆2889億円で前期比3.6%減 営業費用は1兆1186億円で前期比0.8%減 営業利益は1703億円で前期比18%減 経常利益は1650億円で前期比21%減 親会社株主に帰属する当期純利益は1641億円で前期比5.9%減ということで減収減益でした。
企業規模としては、誰もが認める大企業ですよね。一時期、財務で重大な大問題を起こしましたが、現状としては、自己資本比率56%で有利子負債817億円に対して、利益剰余金は6226億円であり、十分に利益剰余金の方が多いですね。ということで財務健全性について現時点では優良企業となっています。これから他社と互角に競争していくと思いますが企業規模等から考えても成長性の側面では低くなります。
総合的に見れば評価は良い方という感じですが個人的には、以前の重大な大問題があるので本当に企業体質が変わったのか不安です。基本的に役員の方々は、今まで現場でいた方々ですからね・・・。
当面は、上向きで株価も上がるでしょうから割安な今が買い時と思います。