アートネイチャー(7823)は、かつらで男性部門で国内1位のメーカーです。女性向けは2位・・・。会社としての方針で、低価格帯の商品の販売等を行わずその結果、競合他社に顧客を奪われ、業績が下降中の企業で塩漬け株となっています・・・。株主優待もないし、配当金も継続していますが配当性向が上がってきて減配の危険水域に入ってきて損切りするかたいへん悩みどころの企業ですが株主総会のお土産があり、懇談会もあるのでとりあえず継続保有している銘柄です…
2018年6月4日月曜日付けで定時株主総会の招集通知が届いており、今年も株主懇談会を開催するとの明記がありました。お土産については、例年記載がありませんが、あります。自社関連商品の宣伝目的ですね。
↓2017年株主総会土産
アートネイチャー(7823)第51回定時株主総会開催要項
- 日時 2018年6月21日木曜日10時より(9時受付開始)
- 場所 パークハイアット東京39階ボールルーム
- 土産 記載はありませんが例年あり後渡し
- 懇談会 記載あり
↓2017年の株主総会後の懇談会
過去の株主総会・お土産の様子
今期の業績及び今後について
今期業績について、創立50周年を迎え、更なる成長を成し遂げるため新中期経営計画「アートネイチャーREBORNプラン」を策定し、全社一丸となって「お客様満足へのこだわり」、「体制革新へのこだわり」、「人財育成へのこだわり」、「従業員満足へのこだわり」といった4つのこだわりに基づく諸施策を実行してまいりましたとさ・・・
その結果、当連結会計年度は、「業績回復への土台づくり」を目指して臨んだ減収減益の計画は概ね達成できたものの、当連結会計年度の売上高は、主に男性向け売上高が減少したため、37,254百万円(前連結会計年度比4.4パーセント減)となりました。利益については、販売関連費用を中心に経費を抑制的に使用しましたが、売上高の減少をカバーしきれず営業利益は2,579百万円(同8.4パーセント減)、経常利益は2,707百万円(同7.4パーセント減)、親会社株主に帰属する当期純利益は897百万円(同35.6パーセント減)となりました。
今後については、中期経営計画2年目である平成31年3月期は安定的な成長に繋げていくよう取り組んでまいりますとのことで・・・主力であるオーダーメードかつらでは、メンズ、レディース事業ともに、引き続きお客様満足の向上に注力することで、お客様の数を増やしていき、既製品ウィッグのジュリア・オージェ事業では、全国に展開している店舗の売り場作りと現場力の強化に注力し、お客様の増強に努めていきますとのこと・・・その他、通販事業や海外事業にも注力し、業容拡大を図ってまいりますだとさぁ・・・
以上により、次期の業績見通しは、連結売上高38,000百万円(当連結会計年度比2.0パーセント増)、営業利益2,796百万円(同8.4パーセント増)、経常利益2,813百万円(同3.9パーセント増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,517百万円(同69.1パーセント増)を見込んでいるけど正直な話、本当に出来るか半信半疑です。達成できれば配当も継続できますが今期並みだと、配当の維持が厳しくなり減配となるでしょう。そうなると株価も下がる・・・ どうしょう?
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