2021年6月19日土曜日に近鉄グループホールディングス(9041)より定時株主総会後の案内と共に株主優待の乗車券が届きました。
近鉄グループホールディングス(9041)について 銘柄紹介
まず銘柄について簡単にご紹介いたします。
近鉄グループホールディングス(9041)は、関西の私鉄で大阪・京都・奈良・三重・愛知(名古屋)に路線が伸びていて国内最大の私鉄となります。
- 株価：4030円(2021年06月22日終値)
- 本決算月：3月
- 配当金：年間0円(2021年03月末)
- 配当利回り：
- 配当月：3月
- PER：27.36倍
- PBR：2.39倍
- ROE：-17.3%
- ROA：-3.1％
- 株主優待額：年間8000円相当(1単元100株・乗車券1枚を1000円の価値とした場合)
- 株主優待利回り：1.98％(1単元100株の場合)
- 株主優待月：3月・9月
- 総合利回り(配当金+優待額)：1.98％(1単元100株の場合)
今期については、赤字となり、無配となりました。例年は、50円配当となっています。配当があったとしても配当利回り1.24%ですのでさほど魅力を感じないかもしれませんね。
魅力は、株主優待です。新型コロナウイルスの影響で旅行業界が大打撃を受けているわけですが、私鉄で長距離を移動できるため、価値が大きいんです。京都⇔賢島ですと2590円です。上記株主優待の計算では、低めの一枚1000円の価値として計算した結果ですが2000円となると倍、2500円となると2.5倍となります。
近鉄グループホールディングス(9041)の株主優待について
株主優待は、年に二回頂けます。
一単元100株以上保有者は、近畿日本鉄道線沿線招待乗車券を1回4枚いただけます。
1000株以上となるとさらに四枚株主優待乗車券がいただけます。
5000株未満は、1000株当たり4枚いただけます。5000株以上となると株主優待乗車証になります。
近畿日本鉄道線沿線招待乗車券と株主優待乗車券は、実質的には、同じものですが、若干有効期限に違いがあったりします。
乗車券は、一回券ですので端から端まで乗るとお得となります。
よく利用される区間としては、大阪⇔名古屋で2410円の区間となります。
金券ショップでの販売価格の最高値は、1900円程度です。名古屋・大阪間の利用者が多いですね。
買取金額については東京でも1000円ぐらいで買い取ってもらえたりします。新型コロナウイルス影響で金券ショップが大打撃を受けた過去がありますので今は、1000円前後での買取が多いですね。
インバウンド絶頂期だと1500円越えで買い取ってくれた時もありました。
今回届いた株主優待について
例年通りとなりますが株主総会後の案内とともに近畿日本鉄道線沿線招待乗車券四枚と冊子がきました。
有効期限は、2021年12月末までとなります。
