光文社さんの【週刊FLASH】さんより【三月末決算銘柄でお得な銘柄】という事でランキングを上げてほしいとして取材依頼がありました。
今日は、その時の裏話します。
経緯について
三月末決算銘柄で株主優待を実施しているのは、800社近くあります。その中から「これはお得だ」という銘柄を10社上げてほしいという内容でした。
みなさんは、「これはお得だ」という銘柄をどのように選びますか??
言葉の解釈って本当に難しいですよね。ただ単純に新規購入を考える時に、広い意味で「これはお得だ」と思ったから買い注文を入れますよね。これは、損をするって思ったら買い注文を入れません・・・。
という事で「買ってもいいかな」と思う銘柄で選びました。
買ってもいいかなと思う基準について
皆さんそれぞれ基準・目安があることと思いますが私の場合は、「価格帯・利回り」を最も重視しています。下降トレンド・上昇トレンドや各種業績なども考慮致しますが、株主優待をメインにしている現在では、やはり「価格帯・利回り」となります。下がっても上がってもそのままってことが多いですからね。
では、具体的にどれくらいの「価格帯・利回り」を目安としているかですが、リスク分散の観点から、1単元30万円以下を目安にしています。そして1単元20万円以下からうれしいです。また1単元15万円以下なら比較的お手頃価格帯と感じています。
利回りについて、株主優待利回りと配当利回り、そして両方合わせた総合利回りで考えていて、全てが高利回りであればいいのですが、株主優待利回りと配当利回りそれぞれが高くなくて平均的であっても合わせたら高利回りになりますよね。総合利回り的に5パーセント程度あればよしとしています。8%程度あれば魅力的な高利回りと考えています。
取材の裏話
実は、今回のお話を頂いたのは、1月の中旬でした。
この時は、掲載日未定だったんですが、2月中旬になって掲載日が3月1日になったとの連絡がありました。しかし、ロシアがウクライナへの侵略戦争が勃発して内容が変わってしまいました。週刊誌なのでまぁまぁよくあることです。(笑)
最終的に、オンライン版で出すという事になり3月10日頃に公開されました。
1月中旬のお話が来た時点ですぐに原稿を出していました。この時、「これはお得だ」という銘柄に「ひろぎんホールディングス (7337)」を第二位でお伝えしていました。皆さんもご記憶あると思いますが株主優待業界?での【ひろぎんショック】がこの後に発表されたんですよねぇ。誰もがお得だ!!!!という銘柄だったのですが消えちゃいました(笑)
取材の裏話 取材時にお伝えした「これはお得だ」ランキング
実は、取材では、トップ10のランキングで聞かれていました。掲載前に現在のご時世にランキングというものが合わないかもという事でランキングではなく、並列のご紹介となりました。
さて、今回、取材時(1月中旬)にお伝えしたランキングをご紹介いたします。
※ひろぎんのように1月中旬と現在で違いがありますのでご注意ください。
第一位:エディオン (2730)
自分が大阪に住んでいるという事も強く影響していますが、1単元10万円前後であり、
1単元で3000円相当の自社ギフトカードが頂けます。1円単位で利用できるもの使いやすいポイントですね。
株主優待利回りと配当利回りの双方共に高く、合わせればかなり魅力的な数字となります。
また、長期優待も実施しており、1単元を一年以上保有していると1000円相当追加されてさらに利回りアップします。
エディオンは、家電量販店となりますが、大阪・難波の店舗では、家電以外にもお酒・駄菓子・DIY関連商品も取り扱っていて便利です。 詳しくはこちら
第二位:ひろぎんホールディングス (7337)
1単元10万円以下のお手頃価格帯。株主優待は、広島県の地元特産品のカタログギフトで選択肢も多くて魅力的です。
株主優待利回りと配当利回りのバランスが良く、合わせればかなり魅力的な数字となります。
カタログギフトについては、ウェブで公開されています。
前回は、日本酒を選びました。 詳しくはこちら
第三位:モーニングスター (4765)
1単元10万円以下のお手頃価格帯。株主優待は、少し変わっていて、2,500円相当の仮想通貨「XRP」が年に二回、
3月は、自社サービスの株式新聞の購読クーポンが頂けます。このクーポンは、1単元で6カ月分ですが26400円相当となるので、利回りとしては、たいへん高いものです。
第四位:大成温調(1904)
株主優待として、クオカードが頂ける銘柄で、一単元約20万円で3000円相当頂けます。
配当金もある程度頂ける銘柄なので、総合利回りとして良い銘柄です。
第五位:めぶきフィナンシャルグループ (7167)
1年以上で1000株保有者からなので購入時注意が必要ですが、25万円前後で取得できます。
優待内容は、主に食品のカタログギフトです。1000株の場合2500円相当ですが選択肢が多くおすすめです。
前回は、【田中牧場のすずし豚 しゃぶしゃぶ用セット ロースとバラが各500グラム】を頂きました。 詳しくはこちら
第六位:サンヨーホームズ(1420)
1単元10万円以下のお手頃価格帯でクオカードが頂ける銘柄です。
第七位:ホッカンホールディングス (5902)
1単元15万円ぐらいの価格帯ですが、1単元100株で缶詰3000円相当が頂ける銘柄です。 詳しくはこちら
第八位:ビーアールホールディングス(1726)
1単元5万円以下のお手頃価格帯で1年以上保有となりますが1回500円相当のクオカードが年2回頂けます。
第九位:テイ・エス テック (7313)
100株だとクオカード500円相当ですが200株にしておくと株主優待ポイント3000円相当になります。
お得なのは、長期優待で200株の場合1年後は、4000ポイント 3年以上は、5000ポイントとなります。
最初は、優待利回り的に1%程度ですが長期となればお得です。 詳しくはこちら
第十位:ジューテックホールディングス(3157)
1単元10万円前後のお手頃価格帯でクオカードが頂ける銘柄です。
1単元で2000円相当頂けます。
お得とおすすめの違い 本当のおすすめとは
今回は、「これはお得だ」ということでランキングを出しましたが【お得とおすすめ】ってちょっと違いますよね。皆さんの環境・ニーズによっても異なるのですが【おすすめ銘柄】とその理由をお伝えします。
おすすめ1番は、エディオン (2730)
近くに店舗がある方は、おすすめです。
一単元10万円強で3000円の優待と配当を考えるとおすすめ度一番です。ただ近くに店舗が無い方には、おすすめしないですね。ただ配当金もある程度あるので考えには、入ると思います。
おすすめ2番は、めぶきフィナンシャルグループ (7167)
価格帯が1000株で25万円ぐらいなのでお手頃ではないかもしれませんが、業績や配当金そして優待を考えると候補に入ってくる銘柄です。優待は、カタログギフトで選択肢が多いのでお勧めです。
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