2018年3月28日に大阪の大阪商工会議所にて開催されたフジオフードシステムの株主総会に出席してきました。最寄り駅からの案内係りはなく、一階ロビーに案内係りさんがいる程度でした。
受付で議決権行使書を渡して出席票を頂き、隣でお土産を頂きました。
それにしてもインスタ映えを意識した積み方でしたね
今年のお土産は、まいどおおきに食堂のレトルトカレーでした。
開会15分前になると徐々に集まり始めました。開会時刻となると概ね席が埋まりました。
定刻10時となり、社長のあいさつが始まり、流れの案内等となりました。監査報告や事業報告になりました。
映像やナレーションは、一切なく、社長がずっとしゃべり続けていました。プロンプターが用意されていましたが使用せず、手元原稿で報告していました。
10時15分ぐらいには、第一総会会場もほぼ満席となり、封鎖。その後の来場者は、第二会場にご案内となっていたと思われます。
10時26分頃に報告事項が終了し、報告事項についての質疑応答の時間となりました。
Q:うめのはなとの業務提携でどのような効果があったのか? 今後の展開として役員の登用は?
A:1年数カ月の期間で5パーセントと3.5パーセント程度の株式保有となっている。京都のセントラルキッチンについて共有できるかと考えている。海外で成功していることが少ないので共同で海外展開を検討している。現在は。現場レベルの交流を考えている
Q:博多ふくいちとの業務提携の状況は?
A:ふくいちの35パーセントの株を保有している。えびのやなどのグループ店でめんたいこのふくいちの明太子食べ放題などを行っており、効果を上げていると考えている。ふくいちの明太子以外も取り入れていきたい。
Q:世の中が人手不足だがその対処は?
A:外食産業全体であり我々も危惧している。営業面では、2回の面接だったが1回にした。パートからの社員登用などで人材確保を行っている。
80才以上でも働ける環境でもある。最高は92才・・・。
Q:これから東証一部への上場を考えているのか?
A:会社として目指すのは、当然であるが、コーポシーレートガバナンスの関係などがあり、ジャスダックの方が居心地が良かったりしている。条件面では可能な状況である
Q:業績達成計画について
A:新規出店を大型商業施設で行っていく、えびのや 又は さちのやが好調なので出店していきたい。
Q:新ブランド開拓があるのか?
A:現在36ブランドあるがまずは深堀をしていきたいと考えている。新ブランドが開発もしていきます。
Q:ショッピングセンターの入れ替わりが激しいが新店舗を出店する強みは?
A:元々串カツが男性向けであったが女性向け串カツ店にした。
Q:客単価について 質を求めるか チェーン店としての量を求めるか どれくらいを求めていくのか?
A:今ある商品について値段はそのまま 新商品については少し値段を上げていきたい。単価の目安は、外食産業のアルバイトの時給単価の八割を目安としている。
Q:エルタニについて どんなお店なのか?
A:ベーグル専門店です。もとはシアトルでファクトリーのような店舗だった。薪を使用して作るベーグルです。
Q:300株以上の人にモニターになってもらったらよいのでは?
A:前向きに検討します・・・
Q:酒税法改正に伴う影響は?
A:アルコールの仕入れ価格が上がっているが 一部店舗では値上げをしていく。
質疑応答は、打ち切り。
11時3分に議案の上程となり、議案の説明の後、決済となりました。
株主総会終了前から4階の株主懇談会会場前には、既に人だかりとなっていました。
株主懇談会会場が開くと一気になだれ込みます。株主懇談会会場は、2か所あり、各会場で頂けるものが若干異なります。
第一会場では、まいどおおきに食堂のカレー・浪花寿司・白玉ぜんざいがありました。
浪花寿司が一番人気という感じですが一番最初に売り切れたのは、白玉ぜんざいでした。
第二会場では、オジオフードシステム 社長が直々にお寿司を握るコーナーがあり長蛇の大行列となっていました。
第二会場では、第一会場と同じカレーの他、握り寿司と関東煮がありました。
社長が直々に株主に握り寿司を振る舞うコーナーですが好きなネタから2つ選ぶことが出来ます。ネタは、マグロ、タイ、エビ、イカ、タコです。サビ抜きも対応してくれます。
株主懇談会では、現実的にお食事会となっていることが多く、役員とお話をすることもできますが、役員が株主を料理を振る舞いもてなす企業は少ないですよね。
↓白髪のおじいちゃんがオジオフードシステムの社長さんですよ
実は、株主総会でこの株主懇談会について触れるお話がありました。社長がお寿司を握りますよ!!とは言っていたものの、冒頭、株主懇談会はそろそろ・・・という言葉もありました。現実的なこととして出席株主数が増えているため、現在の総会会場では、手狭になっています。以前は、国際ホールのみでしたが第二会場としてホール手前のロビースペースに席を並べています。そうなると会場の変更を余儀なくされることがあり、その結果、直火・ガスコンロなどの調理器具などが使用できないなどの制約が生まれ、最終的に株主懇談会が廃止となる可能性もあります。株主総会開催費用の増大が理由ではないので株主懇談会が無くなってもそれに代わって株主総会当日有効のお食事券を配るなどの対応をして頂けると嬉しいのですが・・・
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